日通剣道部が男子団体戦4連覇、女子個人戦5連覇

話題日本通運剣道部は、今月10日に東京都中央区立総合スポーツセンターで行われた国土交通大臣杯親善争奪陸・海・空剣道大会で、男子団体戦、女子個人戦ともに優勝、それぞれ4連覇、5連覇を果たした。

この大会は1986年に運輸大臣杯親善争奪剣道大会としてスタートして15回開催された後、2001年の省庁再編に伴い国土交通大臣杯として開催規模を拡大、今回で通算30回目を迎えた大会で、今大会は男子は32チーム、女子個人戦には22人が出場、日頃の練習の成果をぶつけあった。

同社からは男子団体戦に2チームが出場し、Aチームは1回戦の西日本鉄道から、2回戦の国交省Bチーム、準々決勝・鹿島建設、準決勝・JR東海まで、4チームに対し、合わせて1ポイントしか許さない順調な戦いぶりで決勝に進出した。

決勝ではトールエクスプレスジャパンと対戦、先鋒、副将がポイントを獲得し、2対1（2引き分け）で優勝を決めた。

Bチームも、1回戦の小田急Aチーム戦、2回戦の海上保安庁戦はそれぞれ1ポイントも許さず順当な勝ち上がりだったが、準々決勝でアートコーポレーション本社に1対2で敗れた。

女子個人戦は同社選手同士の戦いとなり、一昨年優勝の池田咲絵選手が新人の斎藤みのり選手との決勝戦を延長で制し、優勝を決めた。

日通剣道部は57年に創部。現在34人が所属している。部員は業務の後、本社地下にある道場で練習している。