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ブリヂストン、小平市の開発・生産拠点を再構築

2015年10月19日 (月)

拠点・施設ブリヂストンは16日、東京都小平市にある開発・生産拠点を再構築すると発表した。研究開発施設を拡充し、商品単体の技術開発にとどまらない「新たな顧客価値」を生み出すビジネスモデルの提案を目指し、基盤となる基礎研究、生産技術、試験・評価方法を強化する。

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また、社外との積極的な連携によるオープンイノベーションを推進し、人材や技術の交流を促すインターフェース機能を充実させた施設を小平に新設する。投資額は300億円規模を想定しており、2017年に着工する。

同時に、敷地内にある東京工場は、乗用車用(PSR)、小型トラック用ラジアルタイヤ(LTR)の生産をほかの国内工場へ移管・集約し、国内生産の競争力強化を図る。航空機用ラジアルタイヤ(APR)の生産は継続し、安定供給の役割を継続する。

彦根工場では設備投資を実施し、グループを代表するフラッグシップ工場として「断トツの競争力」を目指す。最新の技術・設備を導入し、IT化や自動化を含めた生産ラインの再設計を行うことで、品質向上と生産効率の改善を図る。投資額は150億円で、16年から開始し、20年までに完了する。