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GLP、吹田市で大型物流施設を開発、投資額360億円

2015年10月20日 (火)

拠点・施設グローバルロジスティックプロパティーズ(GLP)は20日、大阪府吹田市で延床面積16万5000平方メートルのマルチテナント型の大型物流施設「GLP吹田」の開発を行うと発表した。同施設の総開発コストは360億円で、同社が所有・運営する賃貸物流施設の中では最も大きな規模となる。

GLP、大阪に360億円の大型施設開発に着手

GLP吹田は大阪中心部から9キロで、当日・即日配送への対応を見据えた都市型の物流施設として開発する。名神高速道路、近畿自動車道、中国自動車道の分岐点となる吹田ICから6.3キロと近く、県道14号線と171号線を利用することで大阪府全体をカバーできる。

施設は地上4階建てで、ダブルランプウェイ、中央車路を備え、ドッグレベラーを設置。希望によって垂直搬送機を設置することも可能。建物構造はプレキャストコンクリート造・免震構造を採用。全館LED照明や太陽光パネルを設置し、非常時には太陽光発電を館内利用する。

開発はGLPがカナダの公的年金運用機関(CPPIB)と2011年8月に50%対50%で立ち上げた合弁事業「GLPジャパン・デベロップメント・ベンチャー」の開発物件として、国内14件目のプロジェクトとなる。16年春に着工し、17年冬に竣工する。

■施設概要
施設名:GLP吹田
所在地:大阪府吹田
敷地面積:7万5000平方メートル
延床面積:16万5000平方メートル
着工:2016年春
竣工:2017年冬