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DPFに不具合、日野デュトロなど8万台リコール

2015年10月21日 (水)

行政・団体日野自動車は21日、小型トラック「デュトロ」と中型トラック「レンジャー」のDPR(排出ガス浄化装置)に不具合があるとして、国土交通省にリコールを届け出た。リコール対象車両はデュトロの不具合が5万2573台、レンジャー(中型バス含む)が2万6858台。

不具合は、DPRの電気式燃料遮断弁のシール構造が不適切なため、防水用キャップと遮断弁本体の合わせ面から水が浸入し、最悪の場合、燃料が漏れるおそれがある。

デュトロではさらに、機械式自動変速機の自動クラッチ装置でも作動用モーターの配線、モーター内部のブラシのリード線の配索、制御プログラムに不具合があり、走行できなくなったり、サイドミラーが脱落して後方の交通状況などが確認できなくなったりする可能性がある。

これまでに延べ207件の不具合が報告されている。