フェデックス、新梱包材XLパックを導入

ECフェデラルエクスプレス（フェデックス）は25日、アジア太平洋地域の主要15市場で、22日から新梱包材「フェデックス・エクストラ・ラージ・パック（XLパック）」の提供を開始した（8月22日既報）と発表した。

XLパックは、現行のフェデックス・パック（ラージ）に比べて約2倍のサイズ（52センチx44センチ）で、書類のほか、衣服サンプルやネット通販品などの非書類貨物に利用可能。顧客はXLパックを利用することで、総重量2.5キログラムまでの貨物をコスト効率の高い「フェデックス･インターナショナル･プライオリティ・パック」料金で輸送できるようになる。XLパックはほかの梱包材と同様、フェデックスで輸送する際に無料で提供される。

リサイクル可能なポリエチレン製で、使用済みのリサイクル素材を15％以上含んでいるという。対象国は、日本、オーストラリア・中国・グアム・香港・インドネシア・韓国・マカオ・マレーシア・ニュージーランド・フィリピン・シンガポール・台湾・タイ・ベトナム――の15か国・地域。