NTTロジスコ、改善報告会で千葉物流センタが1位

ロジスティクスNTTロジスコは22日、「物流センタ改善報告会」を10月15・16日に開催し、全国の物流センタから選抜された18チームが参加したと発表した。

同社グループでは、トヨタ生産方式（TPS）の手法をベースとした2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロールの徹底に取り組んでおり、活動の成果を年に2回報告している。

今回の報告会では、化粧品を取り扱う「千葉物流センタ」が1位、医療機器を取り扱う福岡物流センタが2位、通販商品を取り扱う市川物流センタが3位となった。

千葉物流センタでは、保管レイアウトと作業台の位置変更による作業動線の短縮、検品作業の工夫で生産性を向上させた取り組みを報告。固定型スキャナーを設置してピッキング時にそのまま読み取らせることにより、検品時の商品、ハンディターミナル持ち替えのムダを排除。フットスイッチと小型モニターを導入して作業台からキーボードとモニターをなくし、目線移動と商品の持ち替えのムダをなくした。