CRE、茨城県守谷市で1万坪の物流施設を開発

拠点・施設シーアールイー（CRE）は28日、茨城県守谷市で物流施設開発用地2万5400平方メートルを取得すると発表した。

現地は常磐自動車道谷和原ICから2キロに位置し、国道294号線にも近接。つくばエクスプレス守谷駅、関東鉄道常総線新守谷駅から徒歩圏内で、計画人口5000人を見込む守谷市松並土地区画整理事業地区「ビスタシティ守谷」内に立地することから、労働力を確保しやすい。

2万5400平方メートルの敷地に地上2階建て、計画延べ面積3万3000平方メートルの大型物流施設として開発し、2016年夏に建設工事に着手、17年春の竣工を目指す。

施設はワンフロア5000坪の2階建てで、1階部分のトラックバースを北側・東側の2面に設け、敷地内トラック動線と乗用車動線を分けることで、安全対策に配慮する。

倉庫部分は床荷重は1.5トン（1平方メートルあたり）、有効高さは1・2階ともに6メートル以上を確保し、保管効率を高めやすい設計。階層を2階建てに抑えることで、上下搬送による時間的なロスを抑える。在庫保管型や流通加工型センターのほか、通過型クロスドックセンターとしての機能も兼ね備えた汎用性の高さが特徴となる。

同社は現在、テナント企業を募集しており、早期に入居を決めた場合、個別ニーズにも柔軟に対応するとしている。

■開発プロジェクトの概要
施設名称：ロジスクエア守谷
所在地：茨城県守谷市（守谷市松並土地区画整理事業地区内）
敷地面積：2万5400平方メートル（7700坪）
用途地域：準工業地域
主要用途：倉庫（倉庫業を営む倉庫）
建物構造：構造未定、地上2階建て
延ベ面積：3万3000平方メートル（1万坪）
着工：2016年夏
竣工：2017年春