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ニチレイ低温物流事業・中間、コスト吸収し大幅増益

2015年10月30日 (金)

ロジスティクスニチレイが30日に発表した9月中間決算のうち、低温物流事業は車両調達コストが高止まりするなか、大都市圏を中心に集荷拡大が寄与し、コスト吸収策が進捗、海外も堅調に推移したことで増収増益となった。

国内は前年度に稼働した「咲洲物流センター」(大阪市此花区)などの新設拠点が寄与したほか、通過型センター(TC)事業が堅調に推移。前年度から実施している輸配送業務の運送効率化を含め、コスト吸収効果が本格化し、保管貨物の在庫量も高水準をキープした。

海外では、欧州で小売店向け配送業務などの運送需要を着実に取り込んだほか、保管業務で乳製品などの集荷活動が順調に進んだ。

[ニチレイの低温物流事業]2016年3月期第2四半期連結決算(単位:百万円)

 2016年3月期第2四半期2015年3月期第2四半期増減 
売上高
91,65188,9713.0%
営業利益
5,3064,12528.6%