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郵船・商船三井、気候変動情報開示の国際指標に選定

2015年11月5日 (木)

認証・表彰日本郵船と商船三井は4日、企業の温室ガス排出量や気候変動などの取り組みの情報を収集、評価している国際NPOの「CDP」から、気候変動情報を開示する取り組みに優れている企業を選定する「クライメート・ディスクロージャー・リーダーシップ・インデックス」(CDLI)に選定された、と発表した。

日本郵船は4年連続、商船三井も2年連続3度目の選定となった。この指標は、対象企業500社から気候変動情報の開示に対する取り組みをスコア化し、上位10%の企業を選出する仕組みで運営されており、日本郵船は今回、満点で選出された。

同社は国内外のグループ会社のうち356の事業所、800隻の運航船で環境負荷データを集計し、CO2排出量は2012年からスコープ1、2、3の基準に合わせて、すべてのデータで第三者機関による認証を得ている。また、省エネ運航の強化、LNG燃料の実用化といった環境面に寄与する技術開発にも力を入れている。