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環境省、除染土壌の試験輸送が本格化

2015年11月9日 (月)

国内環境省による汚染土壌の試験輸送が本格化してきた。同省は9日までに、福島市など7自治体の仮置場の一次保管所に保管されている除染土壌を、中間貯蔵施設予定地の保管場まで輸送する試験輸送を行うと発表した。

輸送車両は10トンダンプトラックで、荷台の積み荷にシートを設置し、「除去土壌等運搬車」の表示を車両の前後左右に明示する。試験輸送の詳細は次の通り。

搬出元搬出先輸送期間運行回数
玉川村青井沢地区仮置場大熊町中間貯蔵施設11月10日から1か月間輸送車両が15台稼働、1台が1往復/日、1日あたりのべ15往復
福島市大波地区仮置場双葉町中間貯蔵施設12月頃から1か月間1日あたり輸送車両が10台稼働
伊達市坂ノ上地区仮置場双葉町中間貯蔵施設11月中旬から1か月間1日あたり輸送車両が5-8台稼働
相馬市光陽仮置場双葉町中間貯蔵施設12月頃から1か月間輸送車両が5台稼働、1台が2往復/日、1日あたりのべ10往復
南相馬市片倉仮置場双葉町中間貯蔵施設11月11日から1か月間輸送車両が5台稼働、1台が1-2往復/日、1日あたりのべ5-10往復
新地町谷地小屋地区仮置場双葉町中間貯蔵施設12月頃から1か月間輸送車両が4-10台稼働、1台が1往復/、1日あたりのべ4-10往復
飯舘村小宮国有林仮置場双葉町中間貯蔵施設11月11日から1か月間輸送車両が3-5台稼働、1台が1-2往復/日、1日あたりのべ3-10往復