ロジコム、M&Aで商業施設賃貸事業を強化

拠点・施設倉庫や店舗を対象とした不動産賃貸事業を運営するロジコムは5日、「商業施設を所有、運営する企業」の株式を取得し、子会社化することを決めた。取得の相手先について、ロジコムは「相手先の意向により、現時点での開示を控える」としており、今後開示が可能となった段階で公表する。7日に株式の引渡しを受ける見通し。

ロジコムは東京都北西部、埼玉県南部を中心に、倉庫、店舗を主とした不動産賃貸事業（サブリース事業）を展開しているが、賃貸物件を増やすことで収益力を増強する戦略をとっていることから、「サブリース業、商業施設の運営・管理の経験を生かし、新たな物件にチャレンジする機会を得る」として、取得を決めた。

完全子会社化により、同社グループの売上高は年間で5.5億円程度増加する見込み。