ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

黒崎播磨、インドで耐火物製造プラントを増強

2011年9月6日 (火)

拠点・施設黒崎播磨は6日、ことし5月に子会社化したインド最大の耐火物メーカー「タタ・リフラクトリーズ・リミテッド」社(新社名TRLクロサキ)の主力工場「ベルパハール工場」(インドオリッサ州)内で、インドの鉄鋼生産拡大に伴う耐火物需要を取り込む目的で、SNプレートなど溶鋼流量制御用耐火物の製造プラント能力を増強すると発表した。

 

現状の生産能力は月間300トンだが、販売実績が生産能力を大きく上回る月間400トンとなっており、今後もインド国内で鉄鋼生産拡大に伴う同製品の需要増大が見込まれることから、インドでの品質ニーズに合致した製品技術を黒崎播磨から導入することも含めて、能力増強を実施することにしたもの。

 

黒崎播磨では「今後も、TRLクロサキと連携しながら、インドだけでなく欧州、東南アジアなどの海外市場で拡販を目指し、戦略的な事業展開を図っていく」としている。