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神戸製鋼、インドに汎用圧縮機事業の新会社

2015年11月12日 (木)
「Kobelionシリーズ」

▲「Kobelionシリーズ」

荷主神戸製鋼所は12日、インドに汎用(小型)圧縮機事業の新会社「コベルコ・コンプレッションズ・インディア」(グルガオン市)を設立し、今月から本格的な営業活動を開始した、と発表した。

同社の汎用圧縮機事業は、日本・ASEAN諸国でトップクラスのシェアとなっており、新会社の設立により、グローバルシェアの拡大につなげる。まずは3年間で累計500台、将来的には年間1500台の販売を目標に営業活動を進める。

汎用圧縮機は、主に工場で設備機械の動力・塗装・粉体搬送などに用いられる圧縮空気を供給し、多様な産業で幅広く用いられるユーティリティー設備で、世界の市場規模は1兆円とされ、中でもインド市場は足下の300億円規模から数年で倍増する見込み。

神戸製鋼はこうした需要の取り込みを図るため、現地に新拠点を設立。日本国内でシェア30%のスクリュー型汎用圧縮機「Kobelionシリーズ」などを中心に販売する。