JMU、大型121台積載のフェリー2隻受注

荷主ジャパンマリンユナイテッドは16日、フェリーさんふらわあから大型フェリー2隻を受注したと発表した。

受注した船舶は横浜事業所磯子工場で建造し、2018年の竣工を目指す。竣工後は大阪南港と志布志港を結ぶ定期航路に投入される。

2隻は二重反転プロペラ（CRP）推進システムを備え、省エネ設備と工夫された船型で高い環境性能を達成。

定期運航が求められるフェリーの航行に配慮し、主機駆動と電動機駆動の2つの駆動方式を持つハイブリッド推進システムを採用、「通常航海時の推進効率重視の運航」と「出入港時の操船性能重視の運航」を両立させる。

船体は全長192メートル、幅27メートル、航海速力23ノット、総トン数1万3500総トン、大型トラック121台と乗用車140台を積載できる。旅客定員は709人。