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日清医療食品、宮城・富谷町とヘリ物資輸送訓練

2015年11月24日 (火)
日清医療食品、宮城・富谷町とヘリ物資輸送訓練

(出所:日清医療食品)

環境・CSR日清医療食品はこのほど、宮城県富谷町と共同で町役場職員駐車場を臨時へリポートとしたヘリコプターの発着訓練を実施した。

同社は、災害時に孤立した病院・福祉施設にヘリコプターで食品などの支援物資を搬送する危機管理体制を構築し、災害時に民間企業が富谷町の職員駐車場を臨時へリポートとして使用できることを確認した。

16日に行われた訓練では、9月の豪雨を受けて「豪雨の影響で河川が決壊し、一部交通規制が発生。陸路が寸断され早急な支援が必要」との状況を想定。非常時には被災地域でヘリコプターが不足する可能性があることから、東京ヘリポートから330キロ離れた同町役場まで1時間45分かけて物資を搬送するという想定で行った。

富谷町は職員駐車場を民間機が着陸できる臨時ヘリポートとして申請していたが、一方で同社は過去2回にわたってヘリコプターを使用した災害訓練を実施しており、町側が同社に共同災害訓練と協力を要請。

同社は、町役場の立地が自社の仙台倉庫から近く、仙台市、大崎市へのアクセスにも優れることや、地盤が固く高台にあることから災害支援拠点になり得ると判断し、共同訓練に至った。町役場は地上40メートルに建っていることで水害に強く、県中央部に位置して近隣市町村への接続性が高い。