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日本コーンスターチ、鹿島市に一貫生産拠点

2015年11月24日 (火)

荷主澱粉メーカーの日本コーンスターチ(東京都港区)は20日、茨城県鹿島コンビナート内にコーンスターチ・糖化一貫工場の生産拠点を新設すると発表した。2017年3月から稼働を開始する。

鹿島市に新工場を建設することで、関東の取引先からの急なオーダーに対する柔軟な対応が可能になるほか、BCPの強化にもつなげる。

同社は顧客からBCPへの対応を求める声が高まる中、愛知県の既存工場で東海・東南海地震を想定した耐震工事を建屋、地盤、機械装置・タンク類とすべてで完了し、BCMS(事業継続マネジメントシステム)の国際規格・ISO22301も取得した。

関東にコーンスターチ・糖化一貫工場を建設することで、愛知県と関東の二工場体制を確立し、BCP体制を強化する。