在宅ワーカー網｢シュフティ｣が配達など屋外業務に対応

ECうるる（東京都中央区）は25日、同社が運営する主婦向けクラウドソーシング「シュフティ」で、「空き家情報収集」など在宅にとらわれない仕事を依頼できる新サービス「外出シュフティ」を開始すると発表した。

全国で25万人が登録しているシュフティは、これまでデータ入力などの内職的な事務業務が多かったが、屋外での仕事を依頼したい顧客のニーズが高まってきたことから、新たな仕事カテゴリーとしてシュフティ外出を設定した。

これにより、発注企業はシュフティに対して、在宅ワークにとらわれない空き家情報収集、覆面調査、座談会・インタビュー、配送業務といった仕事の依頼が可能になる。配達業務では「世界最大級のインターネット通販の会社が発注元となり、集荷拠点から指定の住所まで配達」する仕事内容を紹介している。

空き家情報収集は、登録ワーカーが近所で空き家物件などを探して報告する仕事で、不動産会社などからの依頼が多く見られるという。また、ワーカーにとっては毎日の犬の散歩や通勤途中など、「いつもの行動範囲の隙間時間」でできる仕事が多数登録されている。