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ブリヂストン、路面情報の常時収集・判別技術を実用化

2015年11月26日 (木)

サービス・商品ブリヂストンは25日、路面と接しているタイヤから接地面の情報を収集・解析し、路面情報やタイヤの状態を把握する同社のセンシング技術「CAIS」のコンセプトに基づき、路面状態判別技術の実用化に成功したと発表した。

(出所:ブリヂストン)

(出所:ブリヂストン)

同社のタイヤによる路面状態判別技術は、降雪などで急激に変化する路面状態をリアルタイムに感知でき、車載解析装置によって7つの区分に判別する。路面状態の判別結果は車内ディスプレイを介して、ドライバーへタイムリーに伝達することで、安全運転を支援する。

また、ネクスコ・エンジニアリング北海道とライセンス契約を締結、路面情報を道路管理事務所がリアルタイムに共有することで、効率的で効果的な雪氷対策作業をサポートする。

今後は乗用車などの一般車両への適用を目指し、将来的に危険な路面状態を事前に察知してドライバーへ注意喚起を行うといった利用を想定。普及が考えられる複数車両間通信による路面情報の共有化も検討する。