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ZF TRWが新型エアバッグ開発、側面衝突時の乗員保護

2015年11月26日 (木)

荷主ゼット・エフ・フリードリヒスハーフェン傘下のZF TRWは25日、側面衝突時の乗員保護性能の向上をサポートする新型エアバッグを開発した、と発表した。

このセンターエアバッグはシートバック内部に搭載され、衝突時には前部座席の乗員の頭部、肩、胴体部分を保護する。

センターエアバッグは、ドライバーと助手席の間にバッグクッションを展開することで、遠方側面衝突と近傍側面衝突の両方から乗員を保護。

ほかの車両や物体が運転席の反対側に相当の力で衝突する遠方側面衝突時に、センターエアバッグはドライバーのポジションを維持し、ドライバーの身体の横方向のズレを最小限に抑えることで、助手席の乗員や周囲の内装部品と接触する危険性を軽減する。

センターエアバッグモジュールには、ハイブリッドインフレータか縫製技術を活用したバッグを採用。車両の内装要件に応じ、柔軟に適用することができる。また、自動車メーカーのニーズに応じて、乗員の拘束性能を高める三角形状の展開に対応するテザー構造を採用することもできる。