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エコ計画、埼玉新リサイクル工場で障害者雇用促進

2015年11月26日 (木)

ロジスティクスエコ計画、埼玉新リサイクル工場で障害者雇用促進エコ計画(さいたま市桜区)とジェイコムハート(東京都千代田区)は26日、障害者雇用を促進する施策で提携し、エコ計画の新リサイクル工場「Eスペース」でジェイコムハートの従業員(障害者)が業務を開始したと発表した。

エコ計画は障害者雇用を促進するため、10月に埼玉県の「彩の国資源循環工場」にある総合リサイクル施設「寄居エコスペース」隣接地に、新工場を竣工。

両社はエコ計画がジェイコムグループの産業廃棄物処理、リユース・リサイクル業務を担ったのを機に、協力して障害者雇用を推進していくことで合意、ジェイムコハートの従業員が新工場で電子機器分解などの業務に従事することになったという。

ジェイコムハートの従業員22人は、主にジェイコムから回収した使用済みの電子機器を、手作業でネジの一本まで細かく素材ごとに分別する。エコ計画では「手作業で行うことで、機械の処理に比べてより徹底した、質の高い貴金属などの素材リサイクルが可能になる」と見込んでいる。

Eスペースは、工場棟と倉庫で構成する有価物を対象としたリサイクル施設で、障害者が働く工場棟は、施設全体をバリアフリー化し、休憩室・障害者専用トイレを完備している。

鉄筋コンクリート平屋建て、460坪の倉庫棟は営業倉庫に登録済みで、商品回収センターとして利用できる。