パイオニア、ADAS技術で中国大学ベンチャーと協業

サービス・商品パイオニアは26日、中国清華大学蘇州自動車研究院傘下のベンチャー企業と先進運転支援システム（ADAS）関連技術で協業すると発表した。

中国現地法人「先鋒電子（中国）」が11月16日、蘇州自動車研究院傘下の「蘇州清研微視」とADAS関連技術に関する協業に合意したもので、両社のノウハウ・技術を組み合わせることで、ADAS機能を搭載した次世代車載器の開発につなげる。

具体的には、同研究院が開発した独自の「疲労検知システム」や「煙・アルコール検知システム」「人工知能技術」「画像認識アルゴリズム」などを用い、予防安全領域でADAS機能を搭載した次世代車載機器の開発を進め、2016年以降の製品化を目指す。

また、パイオニアが開発している走行空間センサー「3D-LiDAR」（3Dライダー）など自動運転分野での協業も検討していく。