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商船三井、フィリピンで船員永年勤続表彰式

2015年11月27日 (金)
家族会の様子

▲家族会の様子

ロジスティクス商船三井は27日、同社グループの船員配乗会社「マグサイサイMOLマリン」(フィリピン・マニラ)が、11月20日にフィリピン人船員の永年勤続表彰式を、翌21日にはフィリピン人船員とその家族を対象とした船員家族会をそれぞれ開催した、と発表した。

永年勤続表彰は「運航船の安全を担う船員自身と、乗船中の留守を支える家族双方の貢献に感謝するもの」として、15年間にわたって同社船で勤務した船員73人を対象に行った。

式典には受賞者とその家族が出席し、商船三井の池田潤一郎社長が長年の功労に対する謝辞に加え、安全運航に向けた船員の継続的な取り組みの大切さをあらためて伝えた。

受賞者からは「商船三井運航船の安全に貢献できたことを誇りに思う」、船員の家族からは「夫のキャリアを支援してくれるだけでなく、留守を預かる家族が安心できるように支えてくれている商船三井とマグサイサイMOLマリンに感謝している」という声が寄せられた。

船員家族会はマニラ市内の複合アミューズメント施設で開催され、船員とその家族4000人が参加。池田社長は、船員に対する家族の理解と支援に感謝の意を示すとともに、さらに重要性が高まるフィリピン人船員への期待を伝えた。