佐川急便･濱田さんが優勝、電話応対コン全国大会

（出所：佐川急便）

イベント日本電信電話ユーザ協会は27日、54回目となる「電話応対コンクール全国大会」を群馬県前橋市の「ベイシア文化ホール」で開催し、佐川急便の濱田夏希さん（小牧サポートセンター所属）が優勝、全国1万3381人の頂点に立った。

佐川急便の優勝は2年連続3回目。準優勝はヤマト運輸の篠原礼さん（福岡コールセンター）で、物流企業がワン・ツーフィニッシュを飾った。優勝者を出した佐川急便からは13人が出場し、入賞者20人のうち5人を同社所属選手が占めた。

大会は1万3381人の参加者の中から選ばれた60人が出場、電話応対に臨んだ。

今年度は群馬物産館の運営会社「群馬企画」の総務担当となり、「群馬物産館で買ったばかりの商品を入れた袋を物産館に忘れた」という問い合わせを受け、確認後に顧客の携帯電話に留守番電話メッセージを録音する、という設定。

出場者は「顧客の気持ちを受け止めながら、忘れ物の状況などを素早く的確に聴きとり、訊き出し、要望に手際よく応える」という応対力が問われる課題に取り組み、競い合った。

■第54回「電話応対コンクール全国大会」結果