イオンリート、SCM社の物流施設取得へ環境整備

荷主イオンリート投資法人は1日、イオングループの物流を担うイオングローバルSCMとパイプラインサポート契約、物流施設マネジメント契約を締結すると発表した。

同投資法人は、イオングループ各社からの物件情報の提供、イオングループが運営する商業施設の優先交渉権の取得などで資産規模を拡大させる戦略をとってきたが、新たにイオングローバルSCMとサポート契約を結ぶことで、物流施設の取得に絡む優先交渉権を得る。

併せて物流施設マネジメント契約を結ぶことで、個別不動産のリサーチ、運用に関する助言・マネジメントなどの補助業務、不動産の中長期的な活性化・再開発検討といった業務を提供する。

イオングローバルSCMは、イオングループの機能子会社として物流センターの管理、運営、物流業務の受託、物流情報の収集処理業務を行っている。