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列島の南北2県、県産品の輸出促進でタッグ

2015年12月10日 (木)

国内列島の南北にそれぞれ位置する青森県と沖縄県が、物流拠点を利用した県産品の輸出促進でタッグを組むことになった。

青森県と沖縄県は今月14、15日の2日間、ホテル青森で輸出商談会を共同開催する。商談会には台湾、香港、シンガポールのバイヤー5社と沖縄県の商社2社が、青森県からは、同県が創設した物流サービス「A!プレミアム」を利用するサプライヤー10社が参加する。

青森県としてはA!プレミアムを活用した輸出を、沖縄県は那覇空港の沖縄国際物流ハブの活用を促進する狙いで、14日早朝には青森中央卸売市場を視察する。

A!プレミアムは、青森県がヤマト運輸と連携して西日本や東南アジア方面へ翌日配達を行う、県産品の販路拡大を図る物流サービス。

特にアジア向けの物流では、沖縄国際物流ハブの活用をサービスの枠組みに組み込んでいることから、同サービスの利用を促進することは沖縄国際物流ハブの利用拡大につながるため、両県の利害が一致している。