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東北運輸局、運転者の体調急変事故防止を要請

2016年1月4日 (月)

国内宮城県の国道のT字路交差点で昨年12月24日、高速バスが左折しきれずに対向してきたトラックに衝突する事故が発生したことを受け、東北運輸局は管内のトラック協会に「事故警報」を発令した。

乗客とトラックの運転者にケガはなかったものの、バスの運転者は事故直前に体調が急変したとみられ、病院へ搬送された。同月22日には秋田県内の駐車場でタクシー運転者が車内で倒れ、その後、病死した事件があった。

国土交通省では、昨年3月の北陸自動車道高速バス事故を踏まえて「事業用自動車の運転者の健康管理マニュアル」を改訂するなど、運転者の体調急変に伴う事故防止を周知してきたが、年末年始輸送安全総点検中の事故発生に「極めて遺憾」と表明。

トラック協会に対し、会員運送事業者へ「運転者の体調急変に伴う事故防止の徹底」を周知するよう求めた。