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日通、印刷版材料のモーダルシフトで特別賞受賞

2016年1月6日 (水)

環境・CSR日本通運は6日、静岡県吉田町から福岡市博多区に向けた印刷版材料のトラック輸送を海上・鉄道輸送に転換し、CO2を削減するとともにドライバー不足の改善につなげた取り組みが評価され、グリーン物流パートナーシップ会議特別賞を受賞したと発表した。

従来はトラックで月間35台、専有パレットや容器などの返送もトラックで月間8台の輸送を行っていたが、富士フイルムロジスティックス、商船三井フェリー、日本貨物鉄道の協力を得て、往路の製品輸送を海上輸送に、復路の返送品輸送を海上輸送と鉄道輸送に切り替えた。

2014年6月から試験実施し、往復で70%のCO2削減効果が得られたことから、15年1月以降、本格的な実施に切り替えた。15年7月からは、静岡県吉田町-札幌市白石区間の製品輸送、返送品輸送も東京港-苫小牧港間で往復海上輸送へ転換している。