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伊勢丹・ヤマト・ANA、シンガポールで日本食材のEC

2016年1月12日 (火)
伊勢丹・ヤマト・ANA、シンガポールで日本食材のEC

▲伊勢丹シンガポールの越境ECサイト

フード三越伊勢丹ホールディングスとヤマト運輸、ANAカーゴは9日、伊勢丹シンガポールのECサイト「Iオンライン」上に越境ECサイト「伊勢丹ジャパンダイレクト」を新設し、日本の旬な農水産品などの食材をシンガポールの消費者まで届ける「お取り寄せ」モデルをスタートさせた。

伊勢丹・ヤマト・ANA、シンガポールで日本食材のEC

(出所:ヤマト運輸)

東南アジア随一の経済力を背景に、ECを通して高品質な日本の農水産品などの食材を取り寄せたいニーズに対応するもので、シンガポールの消費者が気軽に日本の高品質な食材を購入できるようにする。第一弾の食材として、福岡県産のイチゴ「あまおう」を販売する。

ヤマト運輸とANAカーゴが提供する国際間の小口保冷輸送サービス「国際クール宅急便」などの輸送サービスを通じ、高品質な日本産品をシンガポールの購入者の自宅まで、出荷から最短翌々日の午前中に新鮮なまま届ける。

購入者の要望に応じ、最短翌日にシンガポールヤマト運輸の営業所で受け取ることが可能。

ヤマト運輸とANAカーゴは、2014年5月にパートナーシップを強化し、沖縄国際物流ハブを基点としたビジネスモデルを拡充するとともに、日本全国の農水産品の販売をアジアへ拡大する取り組みや、越境ECによる「お取り寄せ」モデルの具現化を進めている。