ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

椿本チエイン、上海に新拠点、物流の自動化需要に対応

2011年9月28日 (水)

アパレル椿本チエインは28日、マテリアルハンドリング事業の中国拠点として、中国・上海小波機電科技有限公司との合弁会社「上海椿本物流系統設備有限公司」を設立、10月1日から営業開始すると発表した。

 

これまで、中国市場向けとして自動車、鉄鋼、セメント、工作機械業界などに搬送システムを供給してきたが、今後は、衣料品など日用品の需要拡大に伴う物流の自動化ニーズにも対応。日系アパレルメーカーや現地物流受託企業向けに、国内で高いシェアを持つ自動仕分け装置「リニソート」を中心とした物流システムの販売拡大を図る。

 

新会社は営業・エンジニアリング業務からスタートし、3年後をめどに製造、工事、メンテナンスサービスへと業務拡大していく計画。

 

合弁先の上海小波機電科技有限公司とは、既に中国の自動車関連マテハンシステムの製造会社、エンジニアリング会社で合弁関係にあり、同社の中国でのネットワークを活用しつつ、椿本チエイン主導で事業を展開していく。

 

今回の新会社設立により、同社グループの中国拠点は11社、マテハン部門では5社となる。

 

■新会社の概要
会社名:上海椿本物流系統設備有限公司
所在地:上海市徐匯区東安路8号青松城大酒店601室
営業開始日:2011年10月1日(会社設立9月2日)
従業員数:当初10人
事業内容:物流システムを中心とした各種搬送機械装置の販売、設計、エンジニアリング
売上計画:2013年度8億円