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三菱自、高槻市の物流施設で基準値超えるヒ素検出

2016年1月18日 (月)

拠点・施設三菱自動車工業はこのほど、大阪府高槻市の同社物流施設「高槻オートスクエア」で構内レイアウトの変更を行う工事の際に土壌汚染状況調査を実施した結果、基準値を超える濃度のヒ素、フッ素溶出量が検出された、と発表した。

同社は2015年9月からこの工事エリアで土壌調査を実施していたが、一部の調査地点でヒ素、フッ素の土壌溶出量が土壌汚染対策法で定められた基準値を超過していた。

ヒ素と同化合物は2か所を調べた結果、基準値(1リットルあたり)の0.01ミリグラムを超える0.017ミリグラム、フッ素と同化合物は調査地点333か所のうち1か所で基準値の0.8ミリグラムを上回る0.84ミリグラム、それぞれ検出した。

同社によると「基準値を超過した地点で過去に同社がヒ素、フッ素を使用していた履歴はなく、汚染原因は不明」で、今後は「高槻市の指導の下、法令などに基づき適切に対応していく」としている。