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プロロジス、古河市で日立物流G専用の物流施設を開発

2016年1月18日 (月)

拠点・施設プロロジスは18日、日立物流ファインネクストの専用物流施設として、茨城県古河市で「プロロジスパーク古河2」を開発すると発表した。同社が日立物流グループ向けに開発する専用物流施設は6件目。

プロロジス、古河市で日立物流G専用の物流施設を開発

新施設は、プロロジスが特定企業専用の物流施設の集積を図って開発を進める「プロロジスパーク古河」で2棟目の開発となる。プロロジスパーク古河は、10万5000平方メートルの敷地面積を生かし、1棟目の「プロロジスパーク古河1」が10月にも竣工する見通しで、3棟目の「プロロジスパーク古河3」でも入居企業を募集している。

当初、「古河2」として利用を計画していた土地の一部は、日立物流ファインネクストに売却し、同社が自ら危険物倉庫を開発することになっている。

開発地は、圏央道を利用して東日本広域をカバーできるため、今後の物流適地として期待されるエリアで、日立物流ファインネクストは「古河2」を事業拡大に向けた戦略拠点として運用する。

開発地は茨城県と都心部とをつなぐ新4号国道から近く、圏央道五霞ICへ6キロの北利根工業団地内に立地。昨年3月には、圏央道・東北自動車道久喜白岡JCT-圏央道境古河IC間が開通し、神奈川・東京西部方面から東北自動車道へのアクセスが可能となった。

さらに、2016年度には圏央道の延伸で都心部から放射状に伸びる東名・中央・関越・東北・常磐・東関東の6つの自動車道とつながる計画。

施設は地上2階建て、延床面積2万2000平方メートルの施設で、1階には施設両面にトラックバースと大庇を設け、荷捌きの効率性が高く、雨天時にも作業のしやすい環境を整える。

梁下有効高は1、2階とも6.5メートルを確保し、1Fの床荷重は1平方メートルあたり2.5トンとするなど、高スペックで汎用性の高い施設設計とする。

施設内照明は庫内を含め全館LEDを採用するほか、施設屋根面は1メガワットの太陽光パネルを設置。事業継続性の観点から、停電時・断水時でもトイレ、通信、セキュリティーなどの機能を維持できる非常時用発電機を設置する。

■「プロロジスパーク古河2」計画概要
名称:プロロジスパーク古河2
所在地:茨城県古河市
敷地面積:2万3789.43平方メートル(7196.30坪)
延床面積:2万1844.36平方メートル(6607.91坪)
構造:地上2階建て
着工予定:2016年7月
竣工予定:2017年4月末