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福島県大玉村で除染土壌のテスト輸送始まる

2016年1月19日 (火)

国内福島県大玉村の仮置場から除染土壌を試験的に搬出するパイロット輸送が16日、1か月程度実施する予定で始まった。

パイロット輸送は、大量の除染土壌を輸送する前段階として、安全・確実な輸送が実施できることを確認するために実施するもので、大玉村の大玉9区仮置場に保管されている除染土壌を双葉町の中間貯蔵施設予定地にある保管場へ輸送する。

輸送実施事業者は前田・西松・田中特定建設工事共同企業体で、16日から1か月間にわたり、除染で生じた土壌などの不燃物、廃棄物を1000立方メートル程度運び出す。

作業時間は7時30分-18時で、10トンダンプトラックが10台程度稼働する。1台が1日に1往復し、1日の延べ往復回数は10回程度となる。