ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

アスクル物流子会社、オムロンの物流を3PL受託

2011年9月30日 (金)
Bizex 門真物流センター外観(地上8階建7階部分)

Bizex 門真物流センター外観(地上8階建7階部分)

ロジスティクスアスクルの物流子会社Bizex(ビゼックス、東京都江東区)は30日、大阪府門真市に新たな物流拠点「Bizex門真物流センター」を開設したと発表した。まずは電子部品専用VMI倉庫としてオムロンから受託した部品サプライヤー約56社の電子部品、約6500種の保管、出荷業務を8月22日から開始した。

 

門真物流センターは、Bizexが初めて手掛けるVMI対応の電子部品に特化した物流施設で、防塵、遮光対策のほか、庫内照度300ルクスを確保し、庫内の温湿度を一定に保つ空調設備を完備するなど、精密な電子部品を適切に保管するための装備を施した。

 

近畿自動車道と第二京阪の合流する門真インターより5分の場所に位置しており、関西地区に拠点を置く企業に利便性の高い立地条件となっている。

 

Bizexは、オフィス通販アスクルの100%出資の物流子会社として、アスクルの全国6か所の物流センター運営、アスクルの顧客である全国の中小事業所へのスピーディな小口配送を展開する中で物流のノウハウを培ってきた。現在は、アスクル事業の「ラストワンマイルの担い手」として物流サービスを展開するとともに、アスクル利用企業の物流支援を積極展開、事業領域の拡大を目指している。

 

門真物流センターの開設は、アスクルの「ソロエルサービス」の顧客であるオムロンの購買調達改革におけるニーズに対応し、Bizexが3PLの提案を実施、採用された。

 

Bizexは今後、VMIの円滑運営に注力するとともに、さらなる受託企業を募り、「蓄積した電子部品物流のノウハウと小口配送ネットワークを活用することで顧客のコストダウンや環境負荷低減に寄与していく」としている。

 

■Bizex門真物流センターの施設概要
名称:Bizex門真物流センター
所在地:大阪府門真市大字三ツ島45番地
竣工日:2011年3月31日
稼働開始日:2011年8月22日
センター床面積:約2063平方メートル(約625坪)
建物階数:地上8階建7階部分