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商用車需要の高まりみ込む

三菱ふそう、制裁解除後のイラン市場へ参入表明

2016年1月27日 (水)

荷主三菱ふそうトラック・バスは、ダイムラー・トラックの販売戦略の一環として中東のイラン市場に参入することを表明した。経済制裁解除後の同国で見込まれる商用車需要の高まりに、いち早く対応する狙い。

市場参入に際し、同社は現地販売代理店として中東大手の架装メーカー、販売代理店「Mammut」グループ(ドバイ)傘下のMayan社と契約を締結。年内に小型トラック「キャンター」のイラン国内販売を開始する。3月までにメルセデス・ベンツとFUSO(ふそう)ブランドを扱う現地事務所を開設する計画。

ダイムラー社はイランで1953年からメルセデス・ベンツブランドの乗用車、商用車を販売しており、制裁前には年間1万台の販売実績があり、そのほとんどが商用車だった。