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神戸市、水素サプライチェーン実証で川重と連携

2016年1月27日 (水)

荷主神戸市は26日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受け、川崎重工業、岩谷産業、電源開発が行う水素サプライチェーン構築実証事業を連携して推進していく方向で各社と検討を進める、と発表した。

水素サプライチェーン実証事業は、水素エネルギーを安定的に供給するため、海外の未利用エネルギーを利用して液化水素を製造・貯蔵、海上輸送し、日本国内で荷揚げして輸送・利用する、海外でも例のない大規模な技術実証プロジェクト。

神戸市は21日、市の実証事業地水素サプライチェーンを構成する技術のうち、「液化水素輸送技術」「液化水素の荷役技術の開発」を中心となって担当する川崎重工業との間で、神戸空港北東部で連携して実証事業を進めることで合意。2020年の実証運転を目指す。

液化水素荷役設備は、液化水素運搬船との間で水素の荷役(揚荷、積荷)を行うための荷役装置、配管、貯蔵タンク、関連装置などで構成した、陸側に設置される設備。