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東芝、四日市で3次元フラッシュメモリ工場用地取得

2016年2月2日 (火)

拠点・施設東芝は2日、将来の3次元フラッシュメモリ「BiCSフラッシュ」の製造棟建設に備え、四日市工場(三重県四日市市)の隣接地を取得すると発表した。取得するのは四日市工場の東側と北側にある土地15万平方メートルで、取得費用は30億円。2016年度末をメドに造成を完了する。

新たな製造棟の建設時期、生産能力、生産設備への投資など具体的な計画は、市場動向を踏まえ、16年度中に決める。

四日市工場では、BiCSフラッシュを製造する際、2次元NAND型フラッシュメモリと共通の既存製造工程を効率的に活用するため、これらの工程に3次元化のための専用工程を組み合わせる計画。

同工場で3次元専用工程の製造棟として、新第2製造棟(16年度前半に竣工)を建設しているが、将来の需要拡大に対応するためには、新たに3次元専用工程の製造棟を建設する必要があるとして、2次元NAND型フラッシュメモリからBiCSフラッシュへの切り替えが必要になった際、建屋を速やかに建設できるよう、隣接地を取得することにした。