ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

NEC、中国で医薬品物流管理システムを販売

2011年10月6日 (木)

メディカル日本電気(NEC)は6日、中国法人のNEC中国(北京市)、中国の大手医薬品流通卸会社・九州通医薬集団(武漢)とともに、中国で医薬品の物流管理ソリューションを販売することで合意したと発表した。

 

これにより、両社はNECのRFID(電子タグ)を活用した電子ピッキングや温度管理などのノウハウと、九州通の中国での医薬品物流管理のノウハウを組み合わせたソリューションを提供し、九州通とその傘下企業を含む中国の医薬品物流企業に共同で拡販する。

 

協業の具体的な成果として、NEC、NEC中国は、九州通にRFIDリーダー付きピッキングタグを活用した医薬品の在庫管理電子ピッキングシステムを導入した。

 

システムは、商品在庫が保管されている棚のRFIDリーダー付きピッキングタグに作業者がIDカードをかざすだけでLED画面にピッキングすべき個数が表示されるため、経験の少ない作業者でも正確でミスのないピッキングが可能となる。

 

NEC、NEC中国は、昨年3月に九州通にRFIDを活用した医薬品の温度トレーサビリティシステムを納入しており、今回の事例はそれに続くもの。

 

3社は今後3年間で150システムの販売を目指す。