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商船三井ロジ、比新倉庫でコントラクトロジ業務開始

2016年2月5日 (金)

ロジスティクス商船三井ロジ、比新倉庫でコントラクトロジ業務開始商船三井ロジスティクスは5日、フィリピンのマニラ北部で昨年7月に開設した自営倉庫で、日系大手機械メーカーの完成品・部品保管業務(コントラクト・ロジスティクス)の取り扱いを開始したと発表した。

昨年7月の倉庫開設後、まず完成品の保管業務を立ち上げ、今月からサービス・パーツ(部品)の保管も開始した。

倉庫はメトロ・マニラから北に20キロ、パンフィリピンハイウェイから2キロに立地する4000平方メートルの高床式新築倉庫で、倉庫単体の規模としては日系で最大級のスペース。

倉庫オペレーションはフィリピン法人が請け負い、WMSを導入してバーコードによるロット管理を行う体制を整えた。メーカーの中国・タイ工場で製造された完成品は直置きで、サービスパーツはラック上のプラスティックボックスでそれぞれ保管し、同国市場向けに出荷している。

完成品・部品のフィリピン到着後の輸入通関、倉庫までのドレージ輸送は現地法人の通関部門が受託。同国までの海上輸送は別の海外法人が手配しており、グループ企業が連携して一貫サービスを提供している。