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東洋ゴム、北米タイヤ製造拠点の生産追加増強

2016年2月15日 (月)

国際東洋ゴム、北米タイヤ製造拠点の生産追加増強東洋ゴム工業は15日、北米タイヤ製造子会社「トーヨータイヤ・ノースアメリカ・マニュファクチャリング」(TNA)が計画していた第4期拡張を昨年末に完了し、1月から生産能力の追加増強に着手した、と発表した。

同社は2013年12月、TNAの工場建屋を1.5倍に拡張し、新建屋の半分に生産設備を導入する第4期生産能力増強計画に着手。工場建屋の完成後、段階的に設備導入を図るとともに、操業を当初予定より4か月前倒しし、15年4月から同設備によるタイヤ生産を開始していた。

計画していた設備導入が最終的に2015年12月に完了したことから、供給能力は年産250万本規模(乗用車用タイヤ換算)へと拡大した。

同社では、「安定的に成長が期待できる」とする北米市場で事業基盤を強化するため、拡張した新建屋の残り半分のキャパシティへ設備を導入する方針で、1月から生産能力の追加増強に着手した。

これにより、TNAはタイヤ生産供給能力は16年末時点で年産1150万本体制となり、同社の拠点では最大のタイヤ生産工場となる。