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野村不動産、小牧市で中部圏初の「ランドポート」開発

2016年2月17日 (水)

拠点・施設野村不動産は17日、愛知県小牧市で共同で大規模高機能型物流施設を開発すると発表した。同社が提供する賃貸物流施設「ランドポート」シリーズの中部圏初案件として、戸田建設と共同で「ランドポート小牧」を開発する。

野村不動産、小牧市で中部圏初の「ランドポート」開発

戸田建設が所有する「旧小牧工作所」用地の土地を有効活用する取り組みとして、ランドポートの開発・運用を共同で行うため、検討を進めていた。

中部圏では過去数年、大規模高機能型物流施設の新規供給が限られていたが、好調な製造業関連貨物の新規保管、築年数の経過した施設からの移転、点在する複数拠点の集約、厳しさを増す従業員確保競争――といった観点から、潜在的なニーズを含め、最新型施設への入居需要が高まっていると判断した。

新施設は名古屋駅から15キロ圏に位置し、東名高速道路・名神高速道路・名古屋高速小牧線の結節点となる小牧ICまで4.6キロと近く、中部圏・北陸圏の広いエリアをカバーできる立地。

建物はワンフロア2500坪を確保した4階建て、小牧市で大規模高機能型の賃貸用物流施設では希少な「1階とスロープで3階にトラックが接車できる施設計画」となっており、配送機能の拡充を図る。最大4分割の対応が可能。

■計画概要
所在地:愛知県小牧市本庄178-1
敷地面積:1万8774平方メートル(5679.14坪)
延床面積:4万1905平方メートル(1万2676.37坪)
構造・規模:鉄骨造、地上4階建て(直接基礎)
設計・監理:フクダ・アンド・パートナーズ
施工:戸田建設名古屋支店
完成:2017年1月末