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商船三井、船上ビッグデータを海事クラスターへ提供

2016年2月18日 (木)

ロジスティクス商船三井は17日、シップデータセンター(東京都千代田区)と協力し、運航船の船上データの送信・蓄積のトライアルを開始すると発表した。

同社は運航船の船上ビッグデータを収集し、海上ブロードバンドを利用して船上と陸上でリアルタイムに情報を共有する環境づくりを進めており、蓄積された船上ビッグデータを解析することで、安全運航支援、環境負荷低減、経済運航などにつながる総合的な船舶運航支援ネットワークの構築を目指している。

こうした自社の内部で進めている取り組みに加え、船上ビッグデータをシップデータセンターへ送信、蓄積することで、舶用メーカー、造船所、船級、研究機関など海事クラスター全体のデータ利活用の体制作りに協力する。

シップデータセンターは日本海事協会の100%出資会社で、船舶運航データの一元管理、データ提供体制の確立によるデータ活用の促進を目指す。