ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

郵船商事、販売管理システムを刷新

2016年2月23日 (火)

サービス・商品SCSK(東京都江東区)は22日、郵船商事(東京都港区)の営業部門の業務効率向上と拡販に向けた時間を創出するための販売管理システムとして、同社のERPパッケージ「プロアクティブE2」が本格稼働したと発表した。

郵船商事は主にエネルギー事業、舶用機器などメカトロニクス(機械計装)事業を両輪として展開しているが、旧システムのサポートが終了したことで継続利用が難しくなったため、営業の事務作業にかかるコスト削減と拡販につなげる新たな販売管理システムを検討。

同社は新システムを導入するに際し、(1)月末月初に集中する業務を平準化し、負荷を軽減すること(2)業務プロセスの変革による事務作業コストの削減により、営業活動のための時間を創出すること(3)販売予算の策定、業績予測精度を向上すること――などを要望し、検討の結果、SCSKのプロアクティブE2の導入を決めた。

販売から請求、仕入から支払など、業務プロセスとデータが一元管理され、二重入力の廃止による作業負荷軽減が可能なこと、受注確度管理や工程管理のシステム化など、ほぼすべての要望事項を標準機能で対応できることなどが決め手となった。

導入した昨年8月以降の運用により、これまでに「為替予約残高のシステム化による管理業務負荷の軽減」「取引先別与信の可視化、与信超過取引先との取引抑制など、与信管理レベルの向上」などの成果が現れているという。