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セコム、重要物の保管に対応した小荷物昇降機開発

2016年2月25日 (木)

サービス・商品セコムは25日、子会社のクマリフト(大阪市西区)と共同で、重要物保管機能付小荷物専用昇降機「セサモリフト」を開発したと発表した。

小荷物専用昇降機の国内販売シェアトップのクマリフトは、昨年8月にセコムグループ入りした昇降機メーカーで、これまでに8万台以上の販売実績を持つ。

セサモリフトは、クマリフトの小荷物専用昇降機の制御技術と、セコムのセキュリティに関するノウハウや技術を組み合わせた独自の小荷物専用昇降機で、売上金などの重要物を夜間は使用されていない小荷物専用昇降機のカゴ内に収納した上で、暗証番号の入力などの操作により、外部からアクセスできない場所へ昇降機のカゴを移動させ、セコムのオンライン・セキュリティシステムによって監視する機能を搭載している。

飲食店などでは、売上金などの重要物を営業時間外に店舗内に保管するケースがあり、特に深夜に閉店する店舗では、閉店後に売上金を夜間金庫へ預けに行くのが危険で、専用金庫がない店舗では、営業時間外に安全に売上金などの重要物を保管することが課題となっていた。

セコム

(出所:セコム)

セサモリフトは、セコムとクマリフトの共同開発商品第1弾として、今春以降に発売する計画で、製造・販売はクマリフトが担う。価格は160万円(税別)から。