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双日、印デリー・ムンバイ間貨物鉄道の敷設受注

2016年2月26日 (金)

国際双日は26日、インドのラーセン・アンド・トゥーブロ社(L&T社)、ガヤトリ・プロジェクト社(GP社)と共同で、インド貨物専用鉄道公社からデリー-ムンバイ間貨物専用鉄道(DFC西線)の軌道敷設工事を900億円で受注した、と発表した。DFC西線事業の電化工事もL&T社と共同で200億円で受注し、合わせて1100億円の契約となった。

双日、印デリー・ムンバイ間貨物鉄道の敷設受注

首都デリーと商業都市ムンバイの間に総延長1500キロの貨物専用鉄道を建設するDFC西線事業のうち、インド西部グジャラート州イクバルガーと同州ヴァドーダラー間289キロの軌道敷設工事、グジャラート州ヴァドーダラーとマハラシュトラ州ジャワハルラール・ネルー港(JNPT)間422キロの電化工事を受注したもので、2016年度中に着工する。

13年6月に受注した軌道敷設工事(1100億円)、14年11月に受注した電化工事(500億円)に続く円借款案件の大型受注で、双日はDFC西線事業で累計2700億円の鉄道工事を実施する。

双日はコンソーシアム・リーダーとしてプロジェクトの全体管理を行い、プロジェクトの全体設計・施工・管理を行うL&T社、土木工事の一部を担うGP社とともに主契約者の役割を担う。

受注した工事区間は、軌道敷設工事、電化工事ともに過去に受注した区間からの延伸で、「これまで蓄積した知見やノウハウを活用して工事を進める」としている。