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東和銀、運輸業への貸出残高が高い伸び示す

2016年2月29日 (月)

国内東和銀行が26日に公表した2015年9月期の「経営強化計画の履行状況」によると、14年8月から1年間、同行が運輸業に対して行った貸出残高は前年から75億円増加し、386億円となった。増加率は24.1%で、卸・小売業の7.7%増を大幅に上回る伸びを示した。

東和銀、運輸業への貸出残高が高い伸び示す

同行では、群馬県と埼玉県にほぼ同数の店舗を展開しており、巨大な首都圏マーケットの中で関越道・東北道・上信越道の「縦のライン」と北関東道・圏央道・外環道の「横のライン」によるネットワークの中心に位置している。

運輸業に対する貸出残高が伸びたのは、東北から信越地方までの東日本全体をカバーする流通・物流の要衝として、企業の立地が相次いでいる地域の状況を反映したものとみられる。