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四国運輸が人事給与システム刷新、マイナンバー管理考慮

2016年3月3日 (木)

ロジスティクス四国運輸(高知市)は、新たな人事給与システムとして富士通マーケティングの「グロービア・スマートきらら人事給与」SaaS版を採用した。

2014年11月に基幹システムをクラウド環境へ移行したのを機に、独自開発の人事給与システムの運用負荷の軽減、南海トラフ地震などを想定した事業継続対策に加え、最終的には400人を超える従業員やアルバイトのマイナンバーの管理やセキュリティ面を考慮し、導入を決めた。

四国運輸は創業60年の運送会社で、全国への高知産野菜や切り花、医薬品配送などを手がけており、17か所の事業拠点で400人以上の従業員やアルバイトが勤務している。

拠点数やアルバイト従業員の多さから、1月に運用がスタートしたマイナンバー制度への対応は重要な課題で、創業当初から複雑な賃金体系に合わせて独自開発してきた人事給与システムに、マイナンバー制度に対応した管理機能を付加するには大幅な改修が必要となることが懸案となっていた。

また、システム運用に関わる負荷とコストも重く、南海トラフ地震や年々強大化する台風などの自然災害に対し、ライフラインを担う会社としての事業継続を考慮、14年11月に輸配送業務などの基幹システムをクラウド環境へ移行したのを機に、人事給与システムへの対応を本格的に開始。

事業継続対策やシステム運用の負荷軽減、複数の拠点で働く多くの従業員やアルバイトの煩雑なマイナンバーの収集といった運用管理、セキュリティ面を考慮し、独自開発の人事給与システムから富士通マーケティングのSaaS版システムを採用した。