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倉庫内活用想定、展示会でデモ飛行

東大とリコー、非GPS環境下で自動飛行するドローン開発

2016年3月16日 (水)

話題リコー、東京大学、ブルーイノベーションは16日、「非GPS環境」下でも安定して自動飛行できる小型無人航空機(ドローン)を共同開発し、室内自動飛行試験に成功したと発表した。

東大とリコー、非GPS環境下で自動飛行するドローン開発

東大大学院工学系研究科の鈴木真二教授と土屋武司教授らの研究グループが、リコー、ドローン・インテグレーターのブルーイノベーションと共同で、超広角ステレオカメラとIMUセンサーを搭載したドローンが非GPS環境下でも安定して自動飛行できるシステムを開発し、室内での飛行試験に成功した。

これにより、施設内・倉庫内の警備や危険作業を伴う橋の下やトンネルの中の点検など、GPSの受信が不安定だったり、受信できなかったりといった環境下でも、ドローンで精密点検や警備などを行うほか、危険作業や目視が難しい場所の作業に寄与することが期待される。

3者は研究成果として、3月24日から26日幕張メッセで開催される「ジャパン・ドローン2016」で、共同開発したシステムによるデモ飛行を行う。