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沖電気、EMC試験受託拡大へ「第二EMCセンター」開設

2016年3月28日 (月)

拠点・施設沖電気、EMC試験受託拡大へ「第二EMCセンター」開設沖電気工業は28日、信頼性評価と環境保全技術サービスを展開する傘下の沖電気工業エンジニアリング(東京都練馬区)が埼玉県本庄市に「第二EMCセンター」を開設し、4月1日から稼働を開始すると発表した。

需要が急伸している医療・産業機器・車載分野向け電子機器・装置のEMC試験施設を倍増させるとともに、製品安全試験の対応能力を大幅に強化する。

第二EMCセンターは、沖電気工業エンジニアリングとして2基目となる10メートル法電波暗室と製品安全試験室を備えており、新しい10メートル法電波暗室には給排水設備、排気設備、耐荷重3トンまで可能な5メートルのターンテーブルを整備。

これらにより給排水が必要な歯科診療台、耳鼻吸引器、超音波エコー診断装置などの医療機器、排気が必要なハイブリッド車用の車載機器、大型ターンテーブルが必要な半導体製造のチップマウンターなど、大型の産業機器、遮断機、鉄道関連装置といった幅広い分野の電子機器の試験が可能となった。

新センターが稼働することで、試験待ち時間が短縮されることから、顧客にとっては製品開発時間の短縮につながる。

■第二EMCセンターの概要
所在地:埼玉県本庄市小島南4-1-1
建築面積:655平方メートル
延床面積:950平方メートル
建屋高さ:11.8メートル
事業内容:EMC試験サービス、製品安全試験サービス、車載EMC試験サービス