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東京ガス、日立LNG基地の営業運転を開始

2016年3月28日 (月)

拠点・施設東京ガスは25日、茨城港日立港区内で建設を進めていた「日立LNG基地」の工事を完了し、24日から営業運転を開始したと発表した。また、新たに敷設した高圧ガスパイプライン「茨城-栃木幹線」の供用を開始した。

同社が初めて東京湾外に建設した日立LNG基地と東京湾内の既存3基地を連携させることで、供給インフラ全体の安定性を引き上げる。

新パイプラインの完成により、同社が首都圏を中心に保有する高圧パイプライン網は950キロに達する。

日立LNG基地は、2020年に向けて天然ガスの需要の増加に対応した製造・供給インフラの柱として、LNG船やLPG船の受入設備となる大型桟橋、容量23万キロリットルのLNGタンク、熱量調整用のLPGタンク、ガス製造設備などを備える。

今後は20年までに「日立LNG基地2号タンク」の建設、既存の「鹿島臨海ライン」(茨城県神栖市)と今後建設する「茨城幹線」の接続により、高圧ガスパイプラインのループ化をさらに進めていく。