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環境省が見通し示す

除染土壌の中間施設搬入量、五輪までに最大1250万m3

2016年3月28日 (月)

行政・団体環境省は27日、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年度までに中間貯蔵施設へ最大1250万立方メートル程度の除染土壌を搬入できるとの見通しを公表した。

これにより、「少なくとも、身近な場所にある除染土壌」などに相当する量の搬入を目指す。住宅、学校などの現場保管量180万立方メートル(2015年12月31日時点)に加え、用地取得を最大限進め、幹線道路沿いにある除染土壌相当量を搬入する。

高速道路沿道から500メートル、国道・県道沿道から100メートル以内の仮置場の保管量は300万から500万立方メートルと推測されている。実際に、どの仮置場から搬出するかは市町村が判断し、環境省は中間貯蔵事業の進捗状況を踏まえ、必要に応じてこれらの見通しを見直す。